おしらせ
崇城大学小川剛准教授を迎えて模擬講義
[2018/02/06]
2月5日(月)7時限、3号館ホールにおいて崇城大学模擬講義(出張講義)が行われ、高校1・2年生から9クラスの生徒と教職員合わせて約320人が参加しました。講師として崇城大学芸術学部デザイン学科准教授の小川剛先生をお迎えし、『マンガの魅力を再発見』との演題で講義をしていただきました。
小川先生は初めに生徒たちにマンガ市場の規模を紹介されましたが、日本マンガ最大の特色は単なる紙媒体の著作物に留まらない「ワンコンテンツマルチユース」としてさまざまな分野(アニメやゲームなどのマンガ表現)と結びついていることを紹介されました。
続いて現在勤務されているデザイン学科マンガ表現コースの特色や内容に触れられながら、大学でマンガを学ぶことの意義について語られました。そのなかで小川先生はご自身の経験談を交え、マンガを専門にすることで視点が変えられることを強調されました。
最後にマンガの大衆性と多様性について語られた小川先生は、マンガが有するそれらの面も認めることの大切さを理解できる「健全な読者」であり続けることができれば、マンガは今後も私たちを楽しませ続けてくれるメディアになると熱弁されました。
この度はご講演いただきましてまことにありがとうございました。小川先生と崇城大学の皆さまのうえに豊かな恵みがありますように、また本校との結びつきもますます祝されますようにお祈りいたします。