１１月６日(月)７時限、高校１年生特進コース全員および普通コース希望者は３号館ホールにおいて講演会を開催しました。講師にあしなが育英会の山田優花さんを迎え、『チェンジ〜私のウガンダ2000日〜』との演題でご講演いただきました。

　山田さんは、あしなが育英会の奨学金を受けながら、幼い頃から好きだった英語を将来活かしたいと神戸市外国語大学に進学されました。高校のときの先生との出会いや大学のボランティア活動で出会ったウガンダの子どものお話を交えながら、”苦しい家庭環境にあっても教育を受ける機会がある”社会の実現のために働きたいと思うようになった経緯を、ご自身の経験をもとに語られました。

　講演のまとめで山田さんは「自分の力で何か人のために役に立つことがある。大学進学はたいへん恵まれていることだが行くだけでは得られない。大学時代に興味を持ったことにどんどん挑戦すること、大学に行ったからこそ得られる機会を活かすこと、そして外の世界に積極的に出て行ってほしい」と熱弁されました。

　山田さんは今回のご講演に際してご自身の著書『チェンジ〜私のウガンダ2000日〜』を本校図書室に寄贈していただきました。これから多くの中高生がこの本を通してさらに成長させていただくことでしょう。この度はご講演ならびにご寄贈いただきましてまことにありがとうございました。