HOME - おしらせ - キリスト教を学ぶ会 「続・クリスマス」

おしらせ

キリスト教を学ぶ会 「続・クリスマス」

[2016/12/11]

 12月9日(金)放課後、会議室にてキリスト教を学ぶ会が行われ、高校2・3年生19人と教職員5人が参加しました。テーマは前回に引き続きクリスマスで、今回は新約聖書マタイによる福音書1章および2章から小副川チャプレンが講話を行いました。

 クリスマスの箇所はイエスさまの誕生の意味を説き明かしているのですが、それは「インマヌエル」だとされています。インマヌエルとはヘブライ語で「神がともにいる」という意味で、ここにキリスト教の本質があるとチャプレンは語りました。神さまは人格や品格を問わず私たちとともにいてくださる方であり、たとえ世で誹りを受けることがあっても「あなたがここにいてくれてよかった」と仰る方なのです。実際、イエスさまは12人を弟子にされましたが、その中に完璧な人間は誰もいませんでした。むしろ争いがおきたり失敗を幾度も繰り返したりする弱い存在であり、イスカリオテのユダのようにイエスさまを後に裏切ると分かっていても弟子とされたのです。

 講話の後半はクリスマスの有名な一場面である「東方の博士たち」を通して、キリスト教のもう一つの重要なこと、すなわち「神の導きがある」ことについてでした。私たちが住むこの世界では「なぜ?」と思わずにはいられないようなことが多々ありますが、神さまはどのような困難な状況にあっても私たちを導かれると聖書を通して教えられているのです。これは人間にとって理解しがたいことではありますが、聖書はクリスマスの出来事に重要なメッセージを凝縮して私たちに語っているのです。

 17日(土)の学院クリスマス礼拝と22日(木)の燭火礼拝では、この学びに参加しているメンバー有志による聖歌隊が賛美の奉仕を行う予定です。私たち九州学院はこれからもこのクリスマスの大切さと喜びを皆さまと分かち合いつつ歩みを続けてまいりたいと願っています。

 

IMG_2031.JPG