九州学院高等学校

　７月２９日(金)、マリンメッセ福岡において「第８９回玉竜旗高校剣道大会」の男子最終日の日程が行われ、九州学院高校剣道部が見事に３連覇（８度目の優勝）を達成しました。これは創設100周年を迎える長い歴史をもつ同大会では３校目の快挙となります。

　２回戦〜４回戦では先鋒の近藤選手が３試合連続の５人抜きで快勝。５回戦では宮崎日大高校との競り合いを制します。６回戦は次鋒斉藤選手の３人抜きなどで津山工業高校に勝利すると、７回戦は副将の梶谷選手が２人抜きで予選Ａパート突破を決めました。

　決勝パート進出後は準々決勝、準決勝ともに福岡県の強豪と激突。準々決勝では福岡第一高校と一進一退の攻防から最後は大将戦で星子選手が白星をあげて勝利し、準決勝では福岡大大濠高校に対して先鋒の鈴木選手が３人抜きで優勢に進めて勝利につなげました。

　決勝戦は予想どおり最大のライバル島原高校が対戦相手に。常に切磋琢磨しほぼ互角の実力を持つ両校、意地と誇りをかけた対戦が展開されます。最後は大将戦再延長の激闘の末に星子選手が勝負を決め、優勝の栄冠に輝きました。

　３年連続三冠の偉業達成に残すところは高校総体(インターハイ)のみとなりました。優勝しても引き締まった表情とコメントを残す選手たちに慢心はありません。決して容易な道程ではありませんが、一戦一戦に集中して実力を発揮すれば実現する可能性は高いと思われます。引き続き皆さまの熱いご声援をよろしくお願いいたします。

　２回戦　　九州学院　○　（５勝０敗０分）　●　八王子実践（東京）

　３回戦　　九州学院　○　（５勝０敗０分）　●　吉原工業（静岡）

　４回戦　　九州学院　○　（５勝０敗０分）　●　鹿町工業（長崎）

　５回戦　　九州学院　○　（２勝１敗３分）　●　宮崎日大（宮崎）

　６回戦　　九州学院　○　（４勝０敗１分）　●　津山工業（岡山）

　７回戦　　九州学院　○　（４勝２敗１分）　●　玉島（岡山）

　準々決勝　九州学院　○　（２勝１敗３分）　●　福岡第一（福岡）

　準決勝　　九州学院　○　（４勝０敗１分）　●　福岡大大濠（福岡）

　決勝　　　九州学院　○　（２勝１敗３分）　●　島原（長崎）