九州学院高等学校

　７月９日(土)〜10日(日)、全九州高校体育大会の２競技に九州学院が出場し、剣道競技男子では団体・個人ともに優勝し、三年連続全国三冠達成に向けて順調な成績を残しました。

　長崎県で行われた剣道競技。団体戦では予選リーグ４組を３戦全勝で危なげなく突破すると準々決勝では４−１で佐世保北高校に勝利。準決勝と決勝では全国大会で何度も熱戦を繰り広げてきた東福岡高校と島原高校に、それぞれ代表戦で競り勝つ地力の強さを発揮しました。

　個人戦では県大会決勝と同じく、梶谷彪雅選手と星子啓太選手の同校対決に。普段から練習で組み、互いの手の内をすべて知るものどうしの再戦は、星子選手が梶谷選手からコテを決めて県大会の雪辱を果たしました。

　三年連続三冠への挑戦がいよいよ間近にせまってきました。既に選抜は優勝しており、残りは玉竜旗とインターハイです。「驕らず侮らず」を徹底している選手たちは落ち着いて大会に臨み、この偉業を達成してくれることでしょう。

　宮崎県で行われた空手道競技では、女子団体組手で九州学院は準決勝まで進みましたが、優勝した地元宮崎第一高校に１−３で惜敗し３位となりました。女子個人組手では有内和来選手が準決勝で宮崎第一高校の古賀選手に延長の末に敗れ、こちらも３位となりました。ベスト４の４選手のうち有内選手以外すべて宮崎第一高校という展開の中、優勝選手と競り合ったことは次に向けた収穫となりました。ライバルの存在は自分たちを大きく成長させてくれます。この後の大会が大いに楽しみであります。