九学、全員区間賞の完全優勝 初の駅伝全国制覇を視野に
[2011-11-06]
11月5日(日)、熊本市の県民総合運動公園陸上競技場を発着点に行われた、県高校駅伝競走大会男子の部で、九州学院が2時間5分54秒で史上初の7年連続、通算27度目の優勝を果たしました。
九州学院は1区宮上が抜け出すと、2区池崎も順調に引き離し3区のエース久保田にタスキを繋ぎました。同じ3区を走る鎮西の留学生タイタス・ワロルがどこまで追い上げるかがレース前から注目されていましたが、久保田は降りしきる雨の中をレースを楽しむかのように沿道の応援に笑顔で応えながら快走を続け、なんとワロルに25秒もの大差をつけての堂々の区間賞という快挙を成し遂げたのです。 4区の南、5区の坂本、6区の渡邊そしてルーキー、1年生アンカーの近藤も全て区間賞という素晴らしい走りをみせ2位におよそ4分半の差をつけての完全優勝でした。
主力の2人を故障で欠きながらの完全Vという素晴らしい成績を上げながらも、「目標をクリアしたのは久保田と渡邊だけ。全国で戦うために立て直します」と、禿監督は厳しい表情をくずさずに語りました。 昨年全国3位という成績を残しながらも優勝できなかった悔しさをかみしめながらここまで練習を続けてきたということで、今年こそは全国の頂点、「日本一」を目指したいと、チーム全体の意識もかなり高いようです。 百周年に大輪の花を飾る、悲願の日本制覇を是非期待したいものです。 がんばれ陸上部!!
なお、京都市で開かれる全国大会は12月25日です。 また、上位3校(ほかに千原台、国府)は11月19日に熊本の同コースで行なわれる、九州大会に出場します。 皆様のご声援を宜しくお願い致します。
「1」を意味するフィンガーサインをしながら、フィニッシュするアンカー近藤修一郎選手
<写真提供=熊本日日新聞社>