高校のおしらせ

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「1型糖尿病と共に〜夢に向って〜」 エアロビの大村氏が講演

[2011-06-19]

 6月18日(日)午前、九州学院体育館においてエアロビック競技日本代表の大村詠一氏に、「1型糖尿病と共に〜夢に向って〜」という演題で講演をしていただきました。

 大村氏は4歳からエアロビックを始め、8歳の時にI型糖尿病を発症しながらも病気と闘い、2002年にエアロビック競技ユースの部で世界チャンピオンとなりました。その後も妹二人と組んで一般の部トリオ部門の日本一や男子シングル部門で日本一になるなど、現在も日本の第一人者として活躍をしています。また、講演活動を通してエアロビックの普及、発展につとめ、「1型糖尿病の啓蒙・啓発活動」にも力を入れています。

 講演では、難病をかかえならエアロビック競技に取り組んできた自らの体験を語りながら、中高生がこれから生きていく上での心構えなど、メンタルな面について特に強調し、「人は自分だけで生きているのではない。みんなに支えられている。反抗する時期もあるだろうが素直さが大切である。」「人生は掛け算だ。どんなにチャンスがあっても君がゼロなら意味がない。」など、いくつかの偉人の言葉をも交えながら、生徒たちに多くメッセージを送りました。

 生徒たちは約1時間半の長い講演ながら時を忘れて熱心に講演に聴き入り、質疑応答のコーナーでも積極的に手を挙げるなど、たいへん充実した時を持つことが出来たようです。講演の後それぞれの教室で感想文を書いてもらい昼前には全日程を終了しました。

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