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おしらせ

粘る鹿実を突き放す ベスト4を目指し19日に東海相模と激突! 

[2010/08/17]
第92回全国高校野球選手権大会に出場している九州学院は、816日(月)第4試合で鹿児島実と対戦し、延長戦にもつれ込む手に汗を握る接戦を8対7で制しました。 この勝利で九州学院はなんと47年ぶりのベスト8入りを果たしました。

この日は第三試合が早く終わったため、15分繰り上げの3時45分に試合が開始されました。  3回表に4点を入れた九州学院でしたが、4回裏には適時打などで点を3点奪われる接戦なりました。 しかし、その後もコンパクトな振りで徐々に加点し、一年生四番打者の萩原の本塁打も飛び出すなどして7対4のリード最終回を迎えました。先頭打者を打ち取り誰もが勝利を信じていたその時、「ミラクル」とも言える鹿児島実の大反撃が始まったのです。

鹿実は疲れの見え始めた渡辺から4連続短打などで攻め、あれよあれよと実に同点に追いついたのです。 しかし九州学院は迎えた延長十回表、1死二塁から下田が左翼線に運び執念で1点をもぎ取り、ついに勝負を決めたのです。

鹿児島実の驚異的な粘りで同点に追い付かれたながら振り切ったエース渡辺の力投はほんとうに見事なものでした。 野球はまさに筋書きのないドラマ。 高校野球の球史にも残ると言っても過言ではない誰もが感動するような名試合を、我が九州学院が演じたことは誇らしいことです。

九回裏の土壇場で一度は「さよなら」を覚悟しながらも、勝ってベスト8入りを決めた瞬間の九州学院のアルプススタンドの盛り上がりたるやたいへんなものでした。生徒や保護者、卒業生の多くが眼に涙を浮かべるような、実に素晴らしい試合でした。

全員野球で勝った九州学院! 次の試合は8月19日(木)第一試合11時から、あの一二三投手を擁する東海大相模に決まりました。相手にとって不足なし。皆様方の引き続いてのご声援をよろしくお願い申し上げます。