九州学院高等学校

 ８月７日(土)、兵庫県西宮市の甲子園球場で開幕した第９２回全国高校野球選手権大会の開会式で、九州学院チームは熊本大会の優勝旗を持つ前川主将を先頭に堂々の入場行進をしました。

感動の開会式の興奮さめやらない約４万の観衆の中で始まった開幕試合に臨んだ九州学院は、初出場の長野代表の松本工業に１４−１で大勝して２回戦に駒を進めました。

　九州学院は初回、１死満塁から５番富高選手の走者一掃の二塁打で３点を先制し主導権を握ると、二回は渡辺投手の左翼フェンス直撃の三塁打に四球や暴投も絡めて３点を追加し早くも勝利を予感させました。その後も攻撃の手を緩めずに着々と加点し、終わってみれば全員が塁に出る１８安打の猛攻で相手を全く寄せ付けませんでした。投げてはエース渡辺が五回まで一人をして塁に出さず、完全試合を予感させるほどの出来映えでした。六回に１死二、三塁から内野ゴロの間に１点を失ないましたが、危なげない投球で見事に完投勝利を収めました。

一塁側のアルプススタンドの応援席は熊本から貸し切りバス２１台で駆けつけた在校生、職員、保護者、卒業生など約800名を中心に、地元関西や東京などからの卒業生や県関係者で埋め尽くされました。　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　チャンスのたびにブラスバンド、応援団リーダーやチアーリーダーの音頭で大声援が送られ、終始お祭り騒ぎで久々の甲子園での勝利を喜び合いました。

テレビの前で応援を頂いた皆様をはじめ、応援団のみなさん、ほんとうにありがとうございました。

２回戦は第７日第３試合（１３日午後１時半開始予定）で、初出場の山形中央と対戦することになっています。次回も何卒宜しくお願い申し上げます。

　　　　お詫び：　興奮のあまり、プレー中の写真が一枚も無く失礼致しました。（リポーター ko)