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おしらせ

8月21日(金)、ヤクルトの吉本が本塁打 〜巨人に勝ってお立ち台に〜

[2009/08/31]
 今春、ホークスからヤクルトに移籍した九州学院OBの吉本亮選手は8月21日の巨人戦に出場し、プロ11年目にして初本塁打となる2ランを放ち、対巨人戦の連敗を3でストップさせる原動力となりました。

 吉本選手は九州学院時代には1学年下の高山久選手とともに活躍し、高校3年時の1998年に甲子園出場し初戦で平塚学園にまさかの逆転負けを喫して敗退しましたが、自身は2打席連続本塁打を放ちました。高校通算66本塁打で、その年4月に変則ダブルヘッダーで行われた練習試合では5打席連続本塁打を記録しました。1998年のドラフト会議において福岡ダイエーホークス(当時)に1位指名され入団、背番号5を与えられ、将来の主軸として期待されました。

 プロに入って3年目の2001年シーズンの終盤に初めて1軍に昇格。プロ初出場、初安打を記録。また、ウエスタン・リーグの本塁打王、打点王を獲得しました。2004年、登録名を「吉本龍生」(詠み同じ)に変更。6年目にして初の開幕スタメンで出場。プロ入り後最多の56試合に出場しましたが、1軍定着はなりませんでした。2005年、2軍で73試合出場し、ウエスタン・リーグ2位の打率.346、8本塁打を記録しました。2006年、再び登録名を「吉本亮」に変更。2軍では70試合、打率.280、2本塁打、7盗塁を記録しましたが、1軍では打率.250に終わり13試合の出場にとどまりました。2007年、1軍では6試合の出場に終わりましたが、2軍ではチーム最多の81試合に出場し、打率.314(ウエスタン・リーグ4位)、8本塁打、長打率.503(同2位)を記録しました。2008年、8年ぶりに1軍出場なしに終わり、2軍でも82試合に出場しながら打率.218と不振。同年オフにホークスから戦力外通告を受け、2度の12球団合同トライアウトに参加し、東京ヤクルトスワローズに入団しました。

 プロでは少し遅咲きとはいえ、まだ29歳と若さもあります。人並み外れたあの強打が再び蘇る日を期待し、暖かい声援を送りましょう。頑張れ!吉本選手!  <後日、吉岡氏〈みどり幼稚園〉撮影の関連写真を掲載します。お楽しみに!>