九州学院高等学校

　長野の軽井沢で開かれたＮＥＣ軽井沢７２の最終日に、有村智恵選手は通算１０アンダーの２０６で今季３勝目をあげ、賞金１０８０万円を獲得しました。　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　有村選手は前半を終えたところで欧州遠征から帰国したばかりの三塚優子選手に並ばれましたが、後半の出だし２ホールを連続バーディーとして突き放し、初日から首位を守り通し通算４勝目を見事完全優勝で飾りました。

　有村選手は10歳からゴルフを始め、九州学院中学校時代には全国中学校ゴルフ選手権（2002年）を制覇するなど活躍しました。東北高校にゴルフ留学してからも順調に力をつけ、アカデミック・ゴルフ・アウォード高校生の部・奨励賞などを受賞しました。2006年に19歳でプロテストにトップの成績で合格し同年78期生としてデビューし、2007年はトップテン入りが10回、賞金ランキング13位と健闘しました。2008年6月にプロミス・レディースでついに初優勝しゴルフファンの注目を一気に集めました。今季はさらに調子を上げ、これで３勝目となり人気・実力ともに女子ゴルフ界のトップクラスに躍り出ました。