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おしらせ

同志社大学と本校を含むキリスト教系高校5校が教育連携で協定

[2007/06/09]
 同志社大学(大谷實総長)は5月26日、偏差値偏重教育の反省に立ち、相互協力のもとにキリスト教主義に基づく教育の刷新と充実を図るとの目的で、滋賀や石川などのキリスト教系高校5校と、推薦入学枠の設定や高大連携事業の推進などを盛り込んだ教育連携に関する協定書を締結した。

 今回協定を結んだのは、新島学園高校(群馬県安中市)、北陸学院高校(金沢市)、名古屋高校(名古屋市)、近江兄弟社高校(滋賀県近江八幡市)、九州学院高校(熊本市)の5校。同大が高校と協定を結ぶのは初めて。

 各校との間に2008年度(一部は2011年度)から推薦入学制度を設け、高大連携事業を実施し、今後は学校法人間の連携ネットワーク結成についても協議を進める予定だという。

 少子化の影響も受け、学校間の競争が激化する中、全国の私立学校、特に地方の学校では経営自体が危ぶまれている例も少なくない。同大を中心に、キリスト教主義学校がいかにネットワークを築いていけるかが注目されている。

 同日行われた会見で八田英二氏(同大学長)は、「偏差値偏重の教育制度を改め、多様な学生に入学してほしい。今後は首都圏や中国、四国の高校にも連携を呼びかけていきたい」と語った。

(以上はキリスト新聞社より了解を得て、キリスト新聞((2007年6月9日号))の記事をそのまま掲載したものです。)