本年(2017年)は九州学院同窓会が設立されてちょうど100年にあたる節目の年です。これを記念して九州学院同窓会ではさまざまな記念行事を4月16日(日)に挙行いたしました。本日は九州学院ブラウン・メモリアル・チャペルにて行われた「記念礼拝」ならびに「記念ピアノコンサート」の模様を掲載いたします。
夏を思わせるほどの暑さ厳しき午後、会場の九州学院ブラウン・メモリアル・チャペルには早くから実行委員、卒業生、保護者、学院教職員(退職した旧職員を含む)が集い、記念の日をともに過ごせることと再会の喜びを分かち合う光景が随所に見られました。
鐘の音が鳴り響いたチャペル中央通路を長岡立一郎九州学院理事長と小副川幸孝チャプレン、敬愛会・白羊会(高校・中学宗教部)メンバーが入場。燭台の蝋燭に点火した後、礼拝はチャプレンの司式で厳かに進行しました。礼拝式次第は以下のとおりです。
前 奏 ※奏楽者はみどり幼稚園の後藤佑佳子先生
讃美歌 312番「いつくしみ深き」
導入詞
詩篇交読 詩篇23篇
聖書朗読 コヘレトの言葉3章1〜11節、マタイによる福音書13章18〜23節
讃美歌 234番A「昔主イエスの」
説 教 長岡立一郎理事長「神の時、人の時〜同窓会100年を迎えて〜」
献 金 九州学院震災復興(殊にブラウン記念チャペル修復)のために
祈 祷
主の祈り
讃美歌 354番「かいぬしわが主よ」
祝 祷
後 奏
学院と列席者の歴史と思い出が交錯するチャペルでの記念礼拝は格別なものであったことでしょう。礼拝が終了したとき、厳粛な中にも喜びに満ちた一同の表情がチャペル内にありました。
礼拝に引き続いて、この4月より九州学院中高の音楽科常勤講師として日々活躍される村上麻里先生によるピアノコンサートが開催されました。村上先生はこれまで数々の受賞歴がある実力の持ち主で、ショパンの名曲4曲を楽譜なしでときに優美にときに力強く運指して聴衆を感動させる見事な演奏を披露されました。演奏曲は以下のとおりです。
1. ノクターン(夜想曲)第2番ホ長調
2. ノクターン(夜想曲)第19番ホ短調
3. ポロネーズ第6番「英雄ポロネーズ」
4. 舟歌
以下、当日撮影した写真からいくつかを掲載いたします。明日の記事では、熊本ホテルキャッスルにて行われた「同窓会総会」ならびに「同窓会設立100周年記念祝賀会」の模様をお伝えする予定です。