同窓会からのおしらせ

熊本県科学展 九学OB上田(かみだ)氏 「県優賞」受賞

[2015/12/02]

 11月12日、第75回熊本県科学展の審査会が 熊本市崇城大学ギャラリーで行われ、九州学院OBの上田起徳(かみだたつのり)氏(S59回・阿蘇西原中勤務)が「県優賞」を受賞しました。(先日お知らせしましたように、九州学院中学校1年生の永田奏平君も同賞を受賞しています。)

 

〜上田起徳氏からのメッセージ〜

「今回の研究内容は、『見えないものを見る方法 〜五感をつかって〜』というものです。なぜ、それらを研究しようかと思ったのか・・・。

微小な物を多くの人々が見ることができるのは1/10ミリメートル程度であるということを聞いたことがあります。つまり、それ以下の生き物が居たとしても見えないということになります。しかし、人類はその微生物などをみることに成功し、生物の存在を証明してきました。それは、例えばレンズ磨きを趣味としていたレーベンフックという人物が、自分で磨いたレンズを使って、光や電気の信号を屈折させることで、見えない物を見える大きさまで拡大するという方法を用いることから始めたといいます。

さて昨年度、「菌類・細菌類」について研究しました。その際大きなテーマとなったのが「世の中には目に見えないものが存在している」ということ。そして「目には見えないが、微生物は存在していることが判明」しました。それを踏まえて今回の研究では「見えないものを見るにはどうしたらいいのか」ということを研究しました。

これからもこの賞を糧に、科学を楽しみながら、生徒たちに科学のおもしろさなどを還元できるよう研究に励んでいきたいと思います。ありがとうございました。

   

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           <右が上田氏、左の小島所長(阿蘇教育事務所)も九学OB(S29回)>