[2015/04/13]
九州学院OBの木村肥佐生氏(旧中24回)は、昭和15年、指名調査のため当時何世紀も閉ざされた状態にあったチベットに入国しました。その滞在は先の大戦をはさみ10年にも及び、ダワ・サンボと名乗り現地の人たちと親密な 交流を続けました。
帰国後は駐日アメリカ大使館や亜細亜大学の教授として活躍し、平成元年に他界するまでの間、チベットとの懸け橋的役割を果たし続けました。
その活躍は英語の教科書にも取り上げられたほどで、チベット関係の著作も多数残しています。
先日、木村氏の甥にあたる方が学校に来られ、木村氏の代表的な著作「チベット潜行十年」5冊を九州学院図書室に寄贈して頂きました。偉大なる先輩の著作を、是非みなさんお読みください。