6月13日、九州学院OBで北朝鮮による拉致被害者の松木薫氏(S24回)が満61歳の還暦の誕生日を迎えました。この日に合わせ、支援団体「救う会熊本」(加納良寛会長)が、熊本市中央区の下通商店街で救出を訴える署名活動をしました。
署名には、救う会20人のほか、松木氏の姉、斉藤文代さんや同じく拉致被害者の増元るみ子さんの姉、平野文子さんも参加しました。また、致問題解決のために超党派で活動している拉致議連の九州学院OB西岡勝成会長らも応援に駆けつけました。
拉致問題めぐっては5月に日朝両政府が合意し北朝鮮側が特別調査委員会の設置準備を進めているとされ、問題解決に期待が寄せられています。今度こそは大きな前進がありますように! 皆様のご協力をお願い致します。
○松木氏は京都外大大学院1年生時にスペイン留学中の1980年、小旅行中のオーストリアで石岡亨さんらと消息を絶ち、その後、北朝鮮にいることが判明しました。2002年に警察庁が拉致被害者と認定し、北朝鮮から遺骨が日本政府へ引き渡されましたが、鑑定の結果、別人のものと断定されています。