同窓会からのおしらせ

中山泰男氏(S34回)、難病を乗り越えフルマラソンに挑戦

[2014/02/21]

 中山泰男氏(S34回)は、クローン病を患いながらも2月16日に行われた熊本城マラソンのフルマラソンに初挑戦しました。 完走は果たせなかったものの、多くの人に勇気と感動を与えました。

  クローン病は消化器に原因不明の炎症や潰瘍が出来るもので、中山氏はこれまでに4度も手術を受け小腸を通常の長さの10分の9をも切除、大腸もわずかしか残っていません。そのような状態の中で、ドクターストップがかかりながらもコース終盤の関門まで走り続けたことは実に素晴らしいことです。

 九州学院時代は競輪選手になる夢を持ちプロに師事し、過酷な練習に耐えながら全国5位にまでなったところで罹患して夢を奪われました。しかしながら持ち前のチャレンジスピリットで「役に立つ善人」をモットーに強く明るく生きてきました。 

  現在は特別養護老人ホーム(ディレル・ライト)の施設長の要職にありながら、同じ様な病気をもつ患者らの全国ネットワークの副理事長を務めています。患者の利益の拡大を目指し、全国の患者会が情報を交換し、一人でも多くの患者・家族が安心して暮らせる社会を築くことを目的に、全国を飛び回る多忙な日々を送っています。

 

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