同窓会からのおしらせ

北朝鮮の拉致問題を考える集会 15日県庁で開催

[2013/12/10]

下記の通り、北朝鮮の拉致問題を考える集会が県の主催で行われることになりました。被害者の松木薫氏は九州学院のOBであることからも、一人でも多くの九州学院関係者の参加が期待されています。 何卒宜しくお願い致します。

県庁HPより転載

■北朝鮮拉致問題解決に向けた講演会の開催


 北朝鮮当局が日本人拉致を公式に認めてから10年以上が経過しましたが、本県出身の松木薫さんや鹿児島県出身の増元るみ子さんをはじめ、多くの被害者がいまだ帰国を果たせないでいます。
 平成18年に制定・公布された法律では、毎年12月10日から16日までを「北朝鮮人権侵害問題啓発主週間」と定められており、県では啓発事業の一環として講演会を開催します。
 今年は、基調講演に古屋圭司拉致問題担当大臣をお迎えする予定ですので、皆さんもぜひ御参加いただき、この問題について一緒に考えてみませんか。

【日時】平成24年12月15日(日曜日)
 14時00分〜16時00分
 (13時20分からDVDを上映)

【場所】県庁地下大会議室
(熊本市中央区水前寺6−18−1)

【基調講演】
 ○拉致問題担当大臣 古屋圭司氏(予定)

【被害者家族の声】
 ○齋藤文代氏(拉致被害者松木薫さんの姉)
 ○平野フミ子氏(拉致被害者増元るみ子さんの姉)

【申込方法】
 12月11日(水曜日)までに参加申込書を提出してください(詳しくは県庁HPを御覧ください)。

※当日は、手話通訳及び要約筆記もあります。

 松木薫氏(S24回)は1972年に九学院を卒業。1980年、京都外国語大学大学院一年時にスペインに留学中にオーストリアで拉致され北朝鮮に連れて行かれたとされています。

 数年後に拉致問題が浮上し松木氏も被害者のリストにあがりますが、 実名が伏せられ「M」という名前で公安を中心に内偵が進められます。この間、同窓生の中には事件のことを知り安否を気遣っている者も多かったようです。

 2001年の小泉首相訪朝の際に、初めて拉致被害者として名前が公表され、政府に認定されました。姉の斉藤文代氏、弟の九州学院OBの松木信宏氏(S43回)も、ほかの拉致被害者の家族の方々と、事件解決のために熱心に活動を続けていますが、その後も消息が不明で今日に至っています。

 北朝鮮に拉致されて今年で33年になります。病床にあるお母さんのもとに元気な姿を見せてあげる日が一日も早く来るようにと願ってやみません。同窓の皆様のご協力を宜しくお願い申し上げます。   

          <九州学院購買部に設置されている、松木氏救出のための募金箱> 

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