同窓会からのおしらせ

ポーランド国立バレエ団の上原さん(S59)が公演挨拶

[2013/07/08]

  7月5日、ポーランド国立バレエ団に所属している、プロバレリーナの上原絵美さん(J58回)が、昨年の9月以来久々に母校を訪問しました。

  上原さんは昨年5月にポーランド国立バレエ団のオーディションの途中に右股関節を脱臼するというアクシデントに見舞われ緊急手術を受けながらも、見事「合格」しました。

  咋年、手術の後に一時帰国し熊本で約3カ月に及ぶリハビリ治療を受けた後、9月にポーランドに向かいました。その後もワルシャワでリハビリを続けながら徐々に練習を始め、今年になってやっとトウシーズを履けるようになりましたが、本格的に踊れるようになったのは、怪我から一年経った今年の5月頃だったそうです。

  上原さんは、「手術の後の寝たきりの生活からすると、よくここまで回復出来きました。これも皆さんのお陰です」と、感慨深そうに話してくれました。

  今回の帰国は、8月18日(日)に熊本県立劇場で公演される「ユリコバレエスタジオ20周年記念公演『眠れる森の美女』」に出演すのが目的で、国内外で活躍する同バレエスタジオの12名の卒業生と共に踊ります。なお、同公演には現在同スタジオで学ぶ二人の九州学院の女子生徒も出演します。

  上原さんは8月20日にポーランドに再び戻る予定ですが、ステージへの完全復帰を果たして、世界に羽ばたく今後の活躍が大いに期待されます。

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