同窓会からのおしらせ

拉致被害者松木薫氏(S24回)の救出活動の進展に期待

[2013/05/21]

 20日の参議院決算委員会で、安部首相が拉致問題の解決に意欲を示す発言をしたことで、九州学院OBで拉致被害者の松木薫氏の救出活動の進展に期待がかかります。

 松木薫氏は1972年に九学院を卒業。1980年、京都外国語大学大学院一年時にスペインに留学、小旅行中にオーストリアで拉致され北朝鮮に連れて行かれたとされています。

 数年後に拉致問題が浮上し松木氏も被害者のリストにあがりますが、 実名が伏せられ「M」という名前で公安を中心に内偵が進められます。この間、同窓生の中には事件のことを知り安否を気遣っている者も多かったようです。

2001年の小泉首相訪朝の際に、初めて拉致被害者として名前が公表され、政府に認定されました。姉の斉藤文代氏、弟の九州学院OBの松木信宏氏(S43回)も、ほかの拉致被害者の家族の方々と、事件解決のために熱心に活動を続けていますが、その後も消息が不明で今日に至っています。

北朝鮮に拉致されて今年で33年になります。病床にあるお母さんのもとに元気な姿を見せてあげる日が一日も早く来るようにと願ってやみません。同窓の皆様のご協力を宜しくお願い申し上げます。   

    <九州学院購買部に設置されている、松木氏救出のための募金箱>

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